阪神淡路大震災から20年目の日にスタートした
『おためしプラン』無料キャンペーンを期間延長します!

掲載日:2015年5月24日

今年の1月17日。阪神淡路大震災から20年目を迎えたその日、防災に少しでも役立ちたいという思いから、一部商品の無料キャンペーンを開始しました。

みなさまから、想像以上の反響をいただき、微力ではありますが、防災を考える機会を作り出せていると実感しています。

そこで、特別に期間を決めずに、可能な限り、この取り組みを継続しようと思います。

防災意識は日々薄れ、
特別な日だけのものになってしまいます。

先に書いた通り、このキャンペーンを開始したのは、1月17日。阪神淡路大震災から20年が経ちました。

東日本大震災からも、3月11日で4年が経過。

テレビや新聞、雑誌などでは、それらの日を中心に、震災について多くのことが語られました。防災についても、盛んに呼びかけていたのを覚えています。

ところが、話題の中心は、すぐに政治や経済、事件などに移行してしまっています。御嶽山の噴火の被害のことさえ、多くの人は思い出さなくなっています。

それは仕方のないことなのだとは思います。同じ話題ではニュースになりませんし、人の関心は新しいものに引き付けられるのも当然でしょう。

「風化させてはいけない!」と訴える人たちがいます。被災者にとっては、忘れたくても忘れることのできないことなのに、それを周囲の人がどんどん忘れていくのは許せないことかも知れません。

しかし、当事者でなければ、なかなかその思いの強さを続けることはできないでしょう。メディアの話題は移り変わり、考えることは自分の生活が中心になるはずです。

個人的な気持ちだけで風化を妨げるのは、きっと不可能なのです。

daishinsai.jpg
一年中、ずっと防災について考える必要があります。

仕方ないからと言って、防災意識を薄れさせるに任せてはいけません。

その日は、いつ訪れるか分からないのですから。

震災のことを思い出し、心の中で繰り返し考えるというのは、多くの人にとっては難しいでしょう。

それならば、避難場所や食料の備蓄など、直接、防災のことを考え、さらに、さまざまなことを防災に関連して考えるようにしてはいかがでしょうか。

通勤や通学など、移動中にも、「ここでもし地震があったら」と考えてみる。

出張先や観光地でも。自宅で寛ぐ場所は? 寝室は?

パソコンのデータはバックアップしていますか?

加入している保険は地震に対応していますか?

家や自動車といった大きなものを購入するときはもちろん、日々の買い物でも「どのくらい保存できるのか?」を考えるなど、少しの工夫で、防災は身近なものになるのではないでしょうか。

「思い出の防災対策」についても考えてみませんか。

災害の際に、プリント写真やネガフィルムを失った人も少なくありません。

それは思い出を失うようなものです。

思い出よりも重要なものはたくさんありますが、やはりなくしてしまった時のショックは大きいものです。

そんな大切な思い出を、想定できない自然災害から守ることを考えてみることも、防災対策です。

当店が行っているのは、まさにそうした「思い出の防災対策」。

写真やネガフィルムをデジタル化して、データとして保存することで、思い出を失うリスクを低くするのです。

それでも、いきなり大量の写真をデジタル化するのは、いろいろな意味で大変だと思います。

そのためにご用意しているのが『おためしプラン』。写真のデジタル化とはどんなものなのかを実感していただくためのサービスです。

今年の1月17日から、この『おためしプラン』を無料にするキャンペーンを行ってきました。少しは、みなさまの防災意識のお役に立てたのではないかと思っています。

キャンペーン期間が終了し、この試みも終了してしまうのは、とても惜しいと考えました。

そこで、これからも、できる限りこのキャンペーンを継続していきたいと思います。多くの人たちの防災を考えるキッカケにしていただきたいと考えています。

●対象サービス:『おためしプラン』
プリント写真(小サイズ・大サイズ)10枚まで、
または、35mmフィルム(ネガフィルム・ポジフィルム・スライド)10コマまで
通常価格980円(税別)を無料にいたします。
⇒お申し込みはこちらへ


【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

バラ写真のスキャン・デジタル化詳細アルバム写真のスキャン・デジタル化詳細フィルムのスキャン・デジタル化詳細ビデオテープのDVDダビング詳細
お客様に選ばれる・喜ばれる理由

 

ビデオデッキがなくなってしまった現在も、
なぜか『ビデオテープ』を取っておいていませんか?

掲載日:2015年5月16日

ビデオ「デッキ」をお持ちの人、どれくらいいるでしょう。何となく捨てずに持っていたとしても、ほとんど使っていないのではないでしょうか?

これが、ビデオ「テープ」を持っている人となると、意外に多いようです。

ビデオデッキは、ただの機械ですが、ビデオテープは、自分やお子さんが映っていたり、お気に入りのテレビ番組を録画したりしたものですから、なかなか捨てる気になりません。それは写真と同じように、いろいろな思い出が詰まったもの。

しかし、写真は見ようと思えば見ることができますが、ビデオテープはビデオデッキ(再生機)がなければ見ることができません。

その再生機が、うんともすんとも言わなくなっていたら・・・、もうお手上げです。

今回は、家に眠っているビデオテープのことを、少し考えてみましょう。

ビデオテープも劣化する?

プリント写真やフィルムが劣化するというお話は、何回かした通りです。

当たり前ですが、ビデオテープも、映像や音が劣化してしまいます。

理想的な保存状態だとしても30年ほど、最悪の場合は10年程度が、ビデオテープの寿命だそうです。

これでは、たとえビデオデッキを持っていたとしても、久しぶりにビデオテープを入れたら、きちんと再生できない可能性が大きいと言えます。

DVDにダビングしましょう!

解決方法は、DVDにダビングすることです。そうしておけば、劣化も食い止められますし、ご家庭で使っているDVDレコーダーやパソコンなどで、再生することもできます。

もちろん、ビデオの再生機がなければダビングはできません。

宣伝になってしまいますが、写真のデジタル化を行っている当店には、ビデオテープをDVDへダビングするサービスもあります。

VHSはもちろん、VHS-C、ベータ、Hi8、Digital8、miniDV、DVCAMなど、各種ビデオテープを取り扱っています。(※ただし、8mmフィルムは取り扱っていません。)

プロに任せた方が良い理由。

意外に知らない人が多いようですが、ビデオテープの劣化は経年変化によるものだけではありません。

カビが付着している場合があるのです。しかも厄介なことに、一見しただけでは、カビの有無は判断できません。

カビが付いているかどうかを見極め、残念ながら付着している場合には、その除去作業(有料)まで任せられるので、プロに依頼することおすすめします。

また当店では、整理する際に便利な、「シーンメニュー」や「インデックスシート」をお付けしており、特にインデックスシートは、再生しなくてもテープ(DVD)の内容が一目でわかるようになっています。

これは一目瞭然!カビの付着が進むと、こんな状態に!!

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お断りするビデオテープがある?

技術的な問題ではなく、著作権の問題から、法的にダビングが禁止されているものがあります。

冒頭で例に挙げたような、自分たちで撮影したホームビデオや、テレビ番組を家庭で観賞するために録画したビデオテープであれば、問題はありません。

しかし、購入したセルビデオ(販売していたビデオ)はダビングできないのです。コピーガードと言って、ダビングしようとしてもうまくいかないものが多いです。

これは、ビデオソフトとしてしか著作権料を支払っていないからです。

DVDソフトの著作権料を払わずに、それを入手することはできません。

そもそもDVDが販売されていない場合は、著作者がDVDの販売を許可していない可能性もあります。逆にDVDが販売されていれば、その金額を払うことが求められている、ということです。

これは、当店のようなプロがダビングすることが禁止されているだけではありません。

売買するわけではなく、個人的に観賞するために(コピーガードを破ってまで)ダビングすることも法律違反になりますから、充分に注意しましょう。

当店のビデオテープのDVDダビングサービスについて詳しくは、こちらをご覧ください。


【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

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お客様に選ばれる・喜ばれる理由

 

スマホやデジカメなどに欠かせない記録媒体「SDカード」。
何となく使っているけど、その選び方って正しいの?

掲載日:2015年5月10日

SD(Secure Digitalの略と言われる)カード、あるいはSDメモリーカード。

携帯電話やスマートフォンに附属されていたものをそのまま使っていたり、デジタルカメラを購入する際に薦められたものを買ったりする人が多いのではないでしょうか?

失礼な言い方ですが、なぜそのタイプのものが適切なのか、あまり考えずに使用している人も少なくないかも知れませんね。

サイズ(形状)の違いとデータ容量の違いは、何となく意識しますが、それ以外にも、注意しなければならない違いがあります。

今回は、そんなSDカードの種類についてご説明します。

まずは大きさの違いを確認しましょう。

SDカードは、その大きさで「SD」「miniSD」「microSD」の3種類に分けられます。

これは使用する機器によって異なります。ただしminiやmicroについては、購入する際に同梱されている場合もある変換アダプターを使えば、SDに対応している機器にも使えます。

大きさだけを考えれば、小さいサイズのSDカードの方が、汎用性が高いということです。

ただ最近では、「SD」と「microSD」の2サイズに集約されつつあります。


SDカードの種類と大きさ(Wikipediaより)
※上から順にSD、miniSD、microSD

SD_Cards.png
データ容量の違いは?

データ容量についても、3種類あります。

2GBまでの「SD」に対して、
4~32GBの「SDHC(High Capacity)」、
64GB~2TBの「SDXC(Extended Capacity)」と、
容量帯によって、名称も変わります。

ちなみに、「SD」と「SDHC」にはminiもありますが、「SDXC」には「SD」と「microSD」の2サイズだけです。

見た目には、「SD」よりも「microSD」は小さいサイズですが、データ容量が小さいというわけではありません。

もう1つの違い、転送速度って?

SDカードには、サイズとデータ容量のほかに、転送速度という基準での分類があります。

転送速度とは、データを書き込んだり読み込んだりする速度。
1秒間に最低2MB転送できる「Class 2」、
秒速4MBの「Class 4」、
その上にも「Class 6」「Class 10」などがあります。

さらに、
UHS(Ultra High Speed) Speed Class 1」は10MB/s、
UHS Speed Class 3」は30MB/sが最低保証速度です。

SDカードにあるマークの見方

SD_card_Spec.jpg
ただし、転送速度の速いSDカードを使用する場合には、その機器が対応しているかが問題になります。

「Class 6」までなら「NS(Normal Speed)」、
「Class 10」なら「HS(High Speed)」、
「UHS Speed Class 1」「UHS Speed Class 3」なら「UHS-Ⅰ」あるいは「UHS-Ⅱ」
というインターフェイスでなければなりません。

なお、「Class 10」と「UHS Speed Class 1」の転送速度が一見同じようですが、これはあくまでも最低保証速度。最高速度はかなり違います。

ところで、この転送速度、早ければ早いほど良いのでしょうか。またデータ容量は大きければ大きいほど良いのでしょうか。

例えば最新のデジタル一眼レフカメラで連写するという場合なら、SDカードへの書き込み速度が遅いと、途中でシャッターが切れなくなってしまうことがあります。

高画質の動画を長時間撮影するという場合なら、やはり大容量のSDカードが必要でしょう。

もちろん、転送速度が速く、大容量のSDカードは何にでも使用することができます。しかし、そういった商品は、とても高価です。

最も安価なSDカードが1,000円以内で買えるのに対して、データ容量が512GBで「UHS Speed Class 3」の「SDXC」であれば、15万円以上の商品もあります。

これほどの金額差があると、少し考えなければなりませんね。

例えば、デジタル化した写真データを最初の一度だけSDカードにコピーし、そのあとはデジタルフォトフレームに挿して楽しむだけであれば、転送速度は遅いものでも充分なはず。

用途に合わせた、適切なSDカードを選ぶことをおすすめします!

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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大切な写真の管理やセキュリティ。スマイル・シェアリングは大丈夫?

掲載日:2015年4月24日

当店の主なサービスは、ご存知の通り、プリントした写真やネガフィルムなどのデジタル化です。多くの場合、それらの写真は、二つと存在しない大切なもの。

かけがえのない思い出を、一時的にお預かりするわけですから、当然、お客さまは、当店のセキュリティが万全なのか、気になることでしょう。

そこで今回は、さまざまな面での安全性についてご説明します!

被災する心配は?

写真などをデジタル化することで「思い出の防災対策をしましょう」と提唱している当店ですが、その場所自体が被災する危険性を心配する人もいるでしょう。

もちろん、天災を100%防ぐことは不可能です。しかし、なるべく安全な場所を選択することはできます。

当店があるのは大阪市中央区。淀川や大和川の氾濫だけでなく、南海トラフ地震の津波による水害も想定されます。

大阪市が提供している「水害ハザードマップ」により、比較的安全とされる南船場2丁目、しかもビルの4階にありますので、ご安心ください。(当店は、地図中の「南船場」と書かれているあたりに所在しています。)

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水害ハザードマップ(大阪市中央区)


写真やデータの盗難は?

ビル全体も当店も、民間警備会社によってしっかりと守られています。強盗や窃盗の心配は、まずありません。

当店は、民家ではありませんし、他社とシェアしている事務所でもありません。不特定多数の人が出入りしないのはもちろん、関係者以外が立ち入ることもありません。

また、すべてのパソコンにはきちんとセキュリティソフトを導入し、ウィルスに対しても安全です。作業は一貫して日本国内で行っており、作業の一部や全部を海外で実施するようなこともありません。

なお、ハッキングなどの被害にも配慮して、作成したデータは、インターネットから切り離された環境で保管していますし、当店が勝手にお客様の画像を無断利用することは一切ありません。

人為的なミスは?

個人情報という観点からも、大切な預かりものであるという意識からも、紛失や取り違いなどには、細心の注意を払っています。

例えば、他のお客様のデータが混在することを防ぐために、ひとつの工程終了まで、ひとりのお客さまの写真、あるいはデータしか取り扱わない手順にしています。店長以下、少人数で作業を行っておりますので、責任の所在が曖昧にあることもありません。

また、先ほども書きましたが、作業は一貫して日本国内で行っており、作業の一部や全部を海外で実施するようなこともありません。

廃棄希望の写真の処分方法は?

通常サービスでは、お預かりした写真などはお客さまに返還しています。ただし、ご希望があれば、データのみをお渡しして、写真やアルバムを廃棄するサービスも行っています。

廃棄処分の場合には、当店でゴミとして処理するわけではなく、機密処理の専門会社に依頼しています。厳重に施錠されたトラックで運搬され、溶解処分されます。

その様子は、以前ご紹介しました。⇒「写真の処分方法はどうなってるの?現場に立ち会いました!」

以上のように、すべての工程で写真そのものも、そして画像データも決して流出のないように大切に管理していますので、スマイル・シェアリングへ安心してお任せください!

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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「バチカン図書館」でも、デジタル化が進んでいます!

掲載日:2015年4月10日

皆さまは、「バチカン図書館」を知っていますか?

ローマ郊外にある、世界で一番小さい国である「バチカン市国」の中にある図書館です。世界最古とも言われるこの図書館で、いまデジタル化が行われています。

「バチカン図書館」とデジタル化。

今回は、一見ミスマッチなこの組み合わせについてご紹介します。

「バチカン図書館」て、なに?

15世紀半ばに、当時のローマ法王(教皇)であるニコラウス5世が設立したのが「バチカン図書館」。

代々の法王から受け継いだ古写本350点などでスタートしましたが、15世紀の終わりには、その蔵書は3,500点を超えていたそうです。

それから約100年後に新館が建てられ、この建物が現在の「バチカン図書館」となっています。

その後も、歴史的に重要なものを数多く加え、現在では110万点以上の蔵書数を誇っています。

意外な感じもしますが、ルールさえきちんと守れば、「バチカン図書館」は、誰でも利用できるようです。

vatlib.png

バチカン図書館のサイト


NTTデータと契約

2014年の3月、「バチカン図書館」は、NTTデータと契約を結びました。その目的は、古写本をはじめとした文献や蔵書のデジタル化。

2世紀から20世紀に書かれた手書きの文献8万点をデータとして保存するためです。

これら8万点は、歴史、法律、哲学、科学、神学などに関する貴重な資料。中には美術的に高い価値のある古写本も含まれています。

4年間で、約3,000点がデジタル化される予定で、8万点をすべてデジタル化するには、かなりの長期間が必要でしょう。

現在でも、デジタル化が終了した一部の資料は、一般に公開されています。

世界的にも大変貴重な資料の保存活動に、日本の企業が深く関わっていることが、とても誇らしいですね。

digitavaticana.png


デジタル化の必要性を感じます!

「バチカン図書館」では、蔵書のすべてを適切に保存しています。先ほど書いたデジタル化予定の約8万点については、もちろん、保存に細心の注意が払われているはずです。

しかし、それでも劣化は進んでしまうのです。

皆さまの家では、歴史的に貴重な文献は少ないかも知れませんが、それでも、個人にとっては大事なものがたくさんあるはずです。

大切な思い出の詰まった写真、子供の頃に描いた絵……。失礼ですが、それらの保存状態は、決して厳重とは言えないでしょう。

大事なもののデジタル化、そろそろ考えてみませんか?

 

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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「相続」はお金だけじゃない!「思い出の遺産相続」大切に

掲載日:2015年3月6日

写真は思い出です。

思い出である、その写真たちの多くは、押入れの奥で眠ったままになっているのではないでしょうか。

アルバムに整理されているならまだしも、プリントしてもらった写真店の袋に入った状態で、何十年も段ボール箱に入れっぱなし、なんていう人も結構いるかも知れませんね。

ヒマができたら整理しようと思っている内に、時間だけが経ってしまって……。

old_album.jpgその写真=思い出を、みなさまはこれからどうするのでしょうか?

年を重ねて、人生の締めくくりが必要な時期がきたら、さまざまな遺産の相続を考えるでしょう。

あるいは、まだまだ若い人たちだとしても、親たちの年齢を数えてみると、遺産を受け取ることを考えることがあるでしょう。

遺産相続というと、すぐに不動産や有価証券などを思い浮かべますが、「思い出の遺産相続」のことも、考えてみませんか。

思い切って捨ててしまうという選択。

自分の写真でさえ、滅多に見返さないという人がほとんど。まして親の写真や、祖父母の写真など興味もない人が大多数だと思います。

お子さんにとっては、自分の写真でも見る気がしないとすると、取っておく意義を感じないかも知れません。

「どうせお子さんに捨てられてしまうなら、自分で処分した方が、まだ気分がいい」と考える人もいるでしょう。

また、単純にその量にうんざりすることも。

大量のプリント写真は重いですし、埃をかぶっていますから、触れるのも面倒。そして何も考えずにアルバムにしまうだけでもかなりの時間を費やします。

一枚一枚確認していたら、一体どれだけの時間がかかるか分かりません。

それなら、いっそ「断捨離だ!!見ないで全部捨ててしまえ!」となるのも仕方ないかも知れませんね。

でも、本当にそれでいいのでしょうか。

意外な発見をすることも!

古い写真を整理しようとすると、つい一枚一枚を見入ってしまいませんか?

それは、やはりそこに写っている人たち、その場所、その時間、そういう思い出に関心がある証拠ではないでしょうか。

そういうものを捨ててしまうのは、少し惜しい気がします。

また、写真で若い頃の両親や祖父母、あるいはそれほど知らない親戚たちの顔を見ると、驚くほど、自分や子供たちに似ていたりして……。

改めて、3世代、4世代と見比べると、そっくりさんがいっぱいいることを発見できたりします。

Facebookに、そんな大昔の写真をアップして、誰だと顔認証されるか試してみるのも楽しいかも知れませんね。

問題は、整理の仕方。

写真をすべて捨ててしまうことが、何だか惜しくなってきましたか?

それでも、やはり整理するのは面倒ですよね。

残すのか、捨てるのか、写真を手にして一枚ずつどうしようかと考えていては、いくら時間があっても足りません。

まず、「どんな写真を残すのか」というルールを決めましょう。

「人間(家族)が写っているものだけ」「風景のみやピンボケは除外」など、できるだけ単純で明快なルールが目標です。

そんなルールを守って、写真をチェックしていけば、流れ作業的に整理できます。

保存の理想は、「ハイブリッド保存」です。

残すと決めた写真は、アルバムなどにアナログ保存するとともに、スキャンしてデジタル保存しましょう。(「ハイブリッド保存」についてはこちらを参照してください。

アルバムに入れるにしても、デジタル化してフォルダにしまうにしても、やはり一枚ずつ迷っていては時間がかかってしまいます。

ここでも、単純なグループ分けのルール(「人物名」「19xx年」などの年号でくくる)など、事前に設定しておくことをおすすめします。

そして、もうひとつ。一度にすべての写真を整理しようと思わないことも大事です。
少しの時間で、少しの量を片付けるようにしましょう。

全部をいっきにやろうと考えると、始める前に面倒になってしまいます。
少しずつなら、明日からでも始められるかも知れません。

みなさまも、「思い出の遺産相続」を、少しだけ考えてみませんか。

 

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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押入れにある昔の写真が売り物に!?いま話題の
「ストックフォト」を、皆さんも利用してみませんか?

掲載日:2015年2月27日

「ストックフォト」って知っていますか?

カメラが趣味の人たちや、仕事で写真素材を使用する人たちに、最近ずいぶん人気だそうです。

「ストックフォト」って何でしょう?

インターネット上で写真のデータを売買できるサービスが「ストックフォト」。サービスを仲介する専用の運営会社がいくつもあります。

売る人は、自分で撮った写真データを、その会社にネットを通じて提供します。

買う側は、そうして集まった多くの写真から必要なものを探し、気に入った写真があれば、使用料を支払ってダウンロードするというシステムです。

もちろん、プロのカメラマンも多く参加していますが、意外にも、アマチュアの人たちがたくさんの写真を提供しているようです。

運営会社によって異なりますが、9割以上が素人カメラマンというところも少なくないようです。

このサービスが人気な理由は?

写真を買っているのは、主に企業。パンフレットや広告などに使用するためにイメージ写真を探すらしいです。

理由は明快。ずばり、その金額です。

高いものでも数千円で、安いものでは500円程度の写真もあるとのこと。

カメラマンやモデルを自分たちで用意して、スタジオなどで撮影していたら、そんな金額では済まないのは当たり前です。

既存のレンタルフォト会社を利用した場合でも、広告に使用する目的では、数万円以上しますから、やはり非常に低価格だと言えますね。

写真を提供しているのは、アマチュア写真家が大半だと書きましたが、上記のように安価な上に、使用料の一部だけが報酬なので、プロが商売として参加するのは、難しいというのが大きな理由でしょう。

しかし、それでも提供者が多いのは、やはりアマチュアだから。

これまではただ撮影して、眺めたり、周囲に見せたりするだけだったものが、少額とはいえ対価が支払われるので、撮影のモチベーションになるのでしょう。

まして、企業のポスターやパンフレットなどに使われる可能性もあるのですから、腕自慢の素人カメラマンが挑戦したくなるのも分かります。

昔の写真が売れるかも!

自分が撮った写真でなくても大丈夫です。

もちろん、自分の持ち物でなければ困りますが、整理ダンスの奥に置いたままの写真でも、デジタル化すれば「ストックフォト」に提供できるんです。

どんな写真でもアップロードできるという前提(※)だから、ということはありますが、案外、売れる写真があるかも知れません。

1970年代の遊園地(さやま遊園)


sayama_yuen_1970s.jpg買い手がつくのは、どんな写真でしょうか。もちろん写真として素晴らしければ、売れると思います。しかし、希少価値のある素材というのも、需要があるでしょう。

コンピューターグラフィックスで再現する以外には、現代では撮影することのできない、昔の風景、昔の建物や街並みなどは、なかなか手に入らない写真ですよね。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のような、古き良き時代の人々の暮らしぶりなどが写ったものなら、需要も結構あるのではないでしょうか。

置いておくだけなら、ただの邪魔物かも知れませんが、お金になる可能性があるとしたらいかがでしょう?大昔、若いころ、趣味でたくさん撮っていたSL写真や風景写真など、「宝の山」かもしれません!

そういうキッカケでもいいと思います。ちょっと可哀想な眠ったままの写真たちを、整理して見返す機会にしてみてはいかがでしょうか?

そういった写真のデジタル化なら、私たちスマイル・シェアリングにおまかせください。

(※)他人の権利を侵害するような写真、公序良俗に反する写真などは受け付けられない、というようなルールが、それぞれの運営会社で設定されていますので、ご注意ください。

 

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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結婚式からのお付き合い!
お子さんのイベント写真もデジタル化していただいてます。

掲載日:2015年2月20日

「袖振り合うも多生の縁」という言葉がありますね。

「ほんの小さな出会いでも、それは単なる偶然ではなく、前世からの深いご縁によるもの」という意味だそうです。

袖が触れ合っただけでも深いご縁なのですから、当店のお客さまになってくださった方とは、きっと相当なご縁で結ばれているのでしょうね。

結婚式からのご縁が、
そのお子さんのイベントまで続いています。

あるご夫婦のお客さまの話です。

そのお二人が結婚する際の披露宴で、新郎新婦を紹介するスライドショーが行われることに。そこで生い立ち写真を上映するために、当店に写真デジタル化のご依頼がありました。

その時にできたご縁は、いまでも続いています。

早いもので、ご夫婦にはお子さんが生まれ、保育園に通っているそうです。

いまは、ママ友からもらったスナップ写真や、保育園で購入したイベント写真を、デジタルデータ化するために利用してくださっています。

undokai.jpg保育園や幼稚園、学校関係で購入するのはプリント写真。
劣化を防ぐために、デジタル化をおすすめします!

どこでもそうだと思いますが、保育園や幼稚園、小学校などはイベントがいっぱいです。入学式に始まり、運動会や学芸会、遠足、季節の催し、そして卒業式……。

親たちが参加したり同行したりして自分で写真を撮る機会もあるでしょうけど、その場にいられないものもたくさんあるでしょう。友人から子どものベストショット写真をいただくことも。

学校行事では、学校で販売されるスナップ写真や集合写真を購入することになりますが、これはほとんどがプリントの写真。

もちろん、プリントした写真も素敵ですが、残念ながら風化は避けられませんし、持ち歩いてシワが出来たりしては大変!

プリント写真は保管しておくとして、同時にそういった写真をデジタル化して、スマホなどでいつでも見られるようにしておきましょう!

参考:デジタルはアナログに。アナログはデジタルに!ハイブリッド保存のススメ

写真は人生のイベントに欠かせないもの。
その大切な時間を、保存するお手伝いを。

押入れの奥にたくさんの写真が眠っている、という方も多いでしょう。しかし生きていると、いろいろなイベントが身近で開催され、そこには写真がつきもの。

そして、スマホやケータイ、デジカメがこれだけ普及しても、意外に写真がプリントで提供されることも多いですよね。

昔の写真のデジタル化も大事ですが、日々、楽しい催しの度に増えていく写真もデジタル化しなければ、どんどん古い写真になってしまいます。

先述のご夫婦のように、イベントごとに当店を利用してくださる方が、ありがたいことに増えつつあります。

今後も、そのようなご縁に感謝しつつ、皆様のお役に立っていきたいと思います!

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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国内初の「デジタルアーカイブ研究所」岐阜に開設!

掲載日:2015年2月14日

みなさんは「デジタル・アーカイブ」という言葉をご存知ですか?

『博物館・美術館・公文書館や図書館の収蔵品を始め有形・無形の文化資源等をデジタル化して保存等を行うこと。 デジタル化することによって、文化資源等の修復・公開や、ネットワーク等を通じた利用も容易となる』-Wikipediaより

そうです!我々スマイル・シェアリングが行っている「昔の写真のデジタルデータ化」は、デジタル・アーカイブ事業のひとつ。

そして、「デジタル・アーカイブをする人」のことを、「デジタル・アーキビスト」と呼び、当社は、デジタル・アーキビスト資格を持つ専門家が、皆様から送られた写真をデジタル・アーカイブする作業を日々行っています。

先日の岐阜新聞では、そのデジタル・アーキビストの資格を認定する「NPO法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構」のある「岐阜女子大文化情報研究センター」に、国内初の「デジタルアーカイブ研究所」が開設されたという記事を目にしました。

『岐阜女大が専門研究所 資料のデジタル管理、有効活用へ』
(岐阜新聞/2015年2月12日版)


デジタルアーカイブに特化した研究所は全国初といい、専門知識・技能を持つ人材の育成や、企業との連携を強化するそうです。

店長も、岐阜へ通ってデジタル・アーカイブを学んだものとして、このニュースにはうれしい気持ちでいっぱいです。

「デジタル・アーカイブ」がもっと世の中に浸透して「豊かな心や生活」がもたらされるよう、スマイル・シェアリングも微力ながら協力してまいりたいと思っています。

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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デジカメの写真もプリントの写真も、放っておいたらダメ!
「ハイブリッド保存」にすべき5つの理由!

掲載日:2015年2月13日

ケータイやスマホ、デジカメなどの普及によって、写真を撮る習慣も広がっているようです。写真がデータなので、場所を取ったりはしませんが、枚数は相当なものでしょう。

みんなSDカードやパソコンに放り込んだままかも知れませんね。

一方、プリントの写真は、押し入れなどの奥に入れっぱなしでしょうか?

どちらの写真も、いずれ整理しようと思っている内に、ついつい時間だけが経ってしまっていませんか?

きっと、多くのご家庭がそのような状態ではないでしょうか。

そんなに見ることもないけど、捨てるのはちょっと……。
まあ、なくなるわけではないから、ヒマができたら片付けることにして……。

しかし、不吉なことを言うようですが、いつそれらを失ってしまうような不幸な出来事が起こるか分かりません。整理するのは後回しにするとしても、きちんとした保存だけはしておくべきだと思います。

girl.jpg「ハイブリッド保存」をおススメします!

「ハイブリッド保存」という言葉、初めて耳にする方も多いでしょう。

電気とガソリン(モーターとエンジン)で走るハイブリッド自動車が有名な、あの”ハイブリッド”です。ただし、この場合は、デジタルとアナログの”ハイブリッド”。

つまり「デジタル」と「アナログ」の両方で保存するということ。

デジカメやスマホで撮影した写真は、すでにデジタルですので、アナログ(プリント)にして保存します。昔に撮影したプリントの写真は、デジタル化して保存します。

これが「ハイブリッド保存」です。

では、なぜ「ハイブリッド保存」が必要なのでしょうか。

主に、次の5つの理由があります!順番にご説明しましょう。

【1】見るには、プリント写真!

デジタルの写真だと、メディアをデジカメで読み込んで見たり、パソコンを立ち上げて、画面に写真を出したりすることになります。

少し手間がかかる上に、「どこにどの写真があるのか分からない」ことも……。

きちんとファイルに名称を付け、イベントごとにフォルダに収納されていれば問題ないかも知れませんが、そのような整理をしている方は少数派でしょう。電源が必要になるので、いつでも、どこでも、というわけにもいきません。

一方、フォトブックやアルバムなどであれば、見たくなった時に、見たい場所で楽しむことができます。

【2】デジタルのメディアが小さ過ぎる!

SDカードなどのメディアがどこかにいってしまった!という経験のある方も多いのではないでしょうか。机の上に置いたつもり。引き出しに入れたつもり。しかし、どこを探しても見つからないということがよくあるようです。

それはメディアがとても小さいから。

先述と同じように、きちんと整理できていればよいのでしょうけど、中々そうはいきませんね。

家の中で行方不明になっているだけなら、いずれは出てくるでしょう。

しかし、災害の場合ではどうでしょうか。土砂に埋もれてしまったら……。

地震や津波、土砂災害の後、復旧の現場では、ボランティアの人々の手で、アルバムやプリント写真が発見され、持ち主の元へ帰ってくる例が少なくありません。

しかし、残念ながら、デジタルのメディアは小さ過ぎるので、戻ってくることはほとんどないそうです。

【3】プリント写真はどんどん劣化している!

アルバムに収めてあったとしても、日が当たらない場所に置いてあったとしても、プリントした写真は、刻一刻と劣化していきます。どんどん色あせてしまっているのです。

デジタルであれば、それはデータですから風化とは無縁です。いまこの時点でデジタル化すれば、そこから劣化することはありません。

また、紙の写真は燃えやすいという特徴もあります。

【4】プリント写真は、非常時に持ち出せない!

非常時に持ち出せる荷物は限られます。どれだけ大切な写真だとしても、いざという時にアルバムを何冊も抱えて逃げるというのは現実的ではありませんよね。

しかし、デジタルのメディアであれば、大量の写真を小さなサイズに収めることができます。例えばUSBメモリーなどに保存して、非常持ち出し袋に入れておけば、邪魔にならずに大切な写真を避難させることができます。

【5】データならリスクを分散できる!

データであれば、同じ写真を、家族や親戚、友人などで簡単に共有、あるいは所有する複数のストレージに分散して保存ができます。

共有することは、写真を見て楽しむ機会を増やすだけではなく、リスクを分散することも可能にします。同じ写真を複数の場所で保存しておくのですから、不慮の出来事が起きたとしても、消失のリスクはかなり軽減されます。

もちろん、プリントの写真も焼き増しすることはできますが、その分の費用がかかります。一旦デジタル化してしまえば、いくらでも複製・共有できるというのは大きなメリットです。

CD-R.jpgいますぐに”ハイブリッド保存”を!

つまり、デジタルにはデジタルの、アナログにはアナログの、長所と短所がそれぞれあるわけです。

「ハイブリッド保存」なら、両方の長所を活かし、両方の短所を消すことができます!

スマイル・シェアリングでは、昔の写真のデジタル化サービスと、デジタル写真データから自宅で簡単にフォトブックが作れる「自宅deフォトブック工房Plus」の両方のサービスをご提供しております。

スマホやデジカメで撮影した写真は、プリントアウトしたり、フォトブックにしたりしてアナログ化を。

そして、昔のプリント写真は、ぜひ、スキャンしてデジタル化を!

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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