フィルム写真スキャンの
画像サンプル(1200dpi/2400dpi)はこちらです!

掲載日:2024年6月14日

当店では、フィルム写真(ネガ・ポジ・スライドなど)は「1200dpi」、あるいは「2400dpi」の解像度でスキャニング作業を行っております。

標準サービスは「1200dpi」で、料金は1コマあたり58円(税込63.8円)です。高解像度となる「2400dpi」は、1コマあたり116円(税込127.6円)となっています。

「どちらの解像度を選べばいいんだろう?」とお悩みの皆さんに、以前の当ブログで、

写真のフィルムって小さいけど、スキャンする時はどのくらいの「解像度」が必要なの?

を書きました。

今回は、実際のフィルム写真からスキャンしたサンプル画像をご用意しましたので、解像度の比較検討の材料としていただければと思います。

以下の写真は、実際に当店で作業をしたお客様の35mmスライド写真を、許可をいただいて掲載しています。

いずれも、当店で作業するすべての写真に無料で実施している『補正サービス』実施後の画像です。

【サンプル1】 ※クリックすると原寸大の画像が開きます

■1200dpi (1579×1065ピクセル/1.3MB)
sample001_1200dpi.jpg

■2400dpi (3159×2131ピクセル/4.4MB)
sample001_2400dpi.jpg

【サンプル2】 ※クリックすると原寸大の画像が開きます

■1200dpi (1572×1064ピクセル/1.4MB)
sample002_1200dpi.jpg

■2400dpi (3144×2128ピクセル/4.9MB)
sample002_2400dpi.jpg

【サンプル3】 ※クリックすると原寸大の画像が開きます

■1200dpi (1570×1067ピクセル/1.5MB)
sample003_1200dpi.jpg

■2400dpi (3141×2134ピクセル/5.3MB)
sample003_2400dpi.jpg

いかがでしょうか?画面の上で同じ大きさで見る限りは1200dpiも2400dpiも差がわからないと思います。実際、普通のフォトビューワーでは、画像はリサイズされて画面いっぱいに収まるように縮小表示されるので、同様のことが言えます。

しかし、原寸サイズで見ていただくと、1200dpiは画面サイズに近く、軽快に開きますが、2400dpiとなるとかなり画像(容量)が大きく(最初は空しか見えない!?)、開くのにとても時間がかかってしまいます。

パソコンやスマホでご覧になることが中心であれば、1200dpiで十分です。

一方、それぞれの画像内の細かい文字を見てみると、2400dpiのほうが小さい文字まで読み取れることがわかりますよね。

大きく引き伸ばしても、細かい字まで表現されるわけなので、画像を六つ切りやA4サイズに大きくプリントすることを想定する場合でしたら、2400dpiをお薦めします。

そのほか、当店のフィルムスキャンサービスの詳しい情報はこちらをご覧ください

上のサンプル画像や、以前のブログも参考にしていただきながら、ご都合に合う解像度をご指定くださいね!


【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】


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CD、DVD、BD・・・データディスクの違いを解説します!

掲載日:2024年6月14日

レンタルでも販売でも、音楽であればコンパクトディスク(以下CD)、映像であればDVDやブルーレイディスク(以下BD)ですよね。

データ容量については、CD⇒DVD⇒BDの順に大きくなるのは皆さまご存知の通りです。

しかし、違うのはデータ容量だけでしょうか?そうならば、なぜ使い分けるのでしょう?

「大は小を兼ねる」という格言もあります。1枚あたりの金額は多少違いますが、最近ではCDとDVDであれば、それほど差はないはずです。

もちろん、読み込める機材の有無も問題になりますが、DVDが使えないパソコンは、現在は少数派でしょう。

では、どうして使い分ける必要があるのか……。

今回は、CD、DVD、BDのそれぞれの説明とともに、その辺りの理由も解明しましょう!

CDには、音楽用とデータ用がある?

販売されているCD(Compact Disc)には、データの書き込みについて3種類が存在します。

1つ目は、読み取り専用の「CD-ROM」(Read Only Memory/リードオンリーメモリー)。音楽やアプリケーションなどのソフトを販売する際に使われます。

2つ目は、「CD-R」(Recordable/レコーダブル)で、データを一度だけ書き込むことができるもの。

3つ目は、「CD-RW」(ReWritable/リライタブル)です。データを書き込んだり、削除したりが繰り返し(1000回程度)行えます。

また、CDのパッケージを見ると、CD-RやCD-RWとともに、「音楽用」あるいは「データ用」と記載されていることにお気づきでしょうか?

「データ用」には何もされていないのに対して、「音楽用」には専用レコーダーのための認識コードが記録されており、音楽に適した加工が施されているそうです。

「データ用」よりも「音楽用」のCDが少し高いのは、それらの処理のほかに「私的録音録画補償金」が含まれているからです。

実際には、パソコンを使用すれば「データ用」CDにも音楽を書き込めるわけですが、音楽専用で使うCDであれば、さまざまな意味で、「音楽用」の購入が望ましいでしょう。

DVDのプラスとマイナスって?

DVD(Digital Versatile Disc、当初はDigital Video Disc)にも、CDと同じように、読み取り専用の「DVD-ROM」、一度だけ書き込み可能な「DVD-R」、1000回ほど書き換えできる「DVD-RW」があります。

これら以外に、10万回もの書き換えが可能な「DVD-RAM」(Random Access Memory/ランダムアクセスメモリー)というものも。

ご自身でデータ記録用としてDVDを購入する方は、さらに+と-(正確にはマイナスではなくハイフン)という表記もご存知でしょう。

DVD-R、DVD-RWと、DVD+R、DVD+RWです。

この表記の違いは規格の違いです。機能的な違いはあまりないようですが、メーカーなどによる組織が異なるので、互換性はありません。

ビデオテープの「VHS」と「ベータ」の違いのようですが、大きさや見た目が変わらないので要注意です。

ドライブ(読み取り装置)にしても、どちらかしか対応できないものが多いので、よく確認しましょう。

もう1つ、DL(Dual Layer/デュアルレイヤー)と表示されているものがあります。

例えば、「DVD+R DL」のような表記です。

これは、記録できる面が2層になっているので、約2倍の容量があるのです。

両面に記録できるDVDであれば、さらに倍で、片面1層のものにくらべ、約4倍の容量があるということになります。

ところで、DVDにも「録画用」と「データ用」があります。

CDでご説明したように、「録画用」DVDの価格には「私的録音録画補償金」が含まれています。ただし、CDとは異なり、「データ用」のDVDではテレビ番組などの録画はできません。

BDは傷つきやすい?

DVDと比較しても、圧倒的な大容量のBD(Blu-ray Disc)。

CDやDVD同様、読み取り専用の「BD-ROM」、一度だけ書き込み可能な「BD-R」、1000回ほど書き換えできる「BD-RE」(Rewritable)があります。

このBD-REには、最近、LTH(Low To High)という安価に製造できるものが登場しました。比較すると、多少は長期保存に弱いというデメリットがありますが、書き込みや読み取り、画質などに差は感じられないそうです。

また、DL、XLなど、1層から4層のものまでが市販されています。

BDにも、「ビデオ用」と「データ用」という区別がありますが、DVDのように録画できないということはありません。

このBD、先ほど「圧倒的な大容量」と書きましたが、CDと同じ大きさ(面積)なのに、CDの35倍も記録できるんですから、技術の進歩はスゴイですよね。

しかしそのぶん、非常に繊細です。小さな傷の発生で、データが飛ぶ、二度と読み込めない、という可能性がCDより高いと思われます。

不織布ケースに入れたりすると、後で拭いても消すことができない不織布の繊維の凹凸が跡になってしまうことがあるそうですからご注意を!

BDは、購入した際のプラスチックケース(スピンドルケースなど)で保存することをお薦めします。

容量が大きくなるほどリスクも高く?

上に挙げたBDの例から、記録容量が大きくなればなるほど、当然それだけ密度が高く繊細になり、データが欠損、破損、読み込み不能となるリスクも高くなってしまいます。

ですので当店では、大きなデータでない限りは、納品時にはCDを使用しています。もちろん、一度しか書き込みできないCD-Rです。

CDは、1982年に発売された一番歴史がある光ディスクですし、他と比較して高密度ではないので、より信頼性が高い、と当店では判断しているからです。

そして、納品データの容量が大きくなればDVD-Rを使用しますが、どちらの場合でも、より信頼のおける「日本製のディスク」を使用しています。(注:2017年以降、日本製ディスクが製造されなくなったことに伴い、現在は日本製と同等のコストのディスクを使用しています。)

ちなみに当店の場合、写真(L判)の量がだいたい300枚を超えると、DVD-Rへの保存となります。

disc_image.jpg
大切な思い出を残すための媒体ですから、リスクは最小限に留めたいと考えています。

さらなるリスク回避の観点から言いますと、当店からデータディスクが届いたら、すぐに別のメディアやパソコン本体にまるまるコピーして、完全バックアップ(分散保存)しておくこともお薦めしています。

皆さまの「思い出アーカイブ」がより安全で、より充実しますように!

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】


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写真デジタル化の「解像度」は高い方がいいに決まってる?
答えはNO!用途によって必ず最適があるんです!

掲載日:2024年6月14日

写真を保存するのも、プリンターで印刷するのも、テレビやパソコンで観るのも、ブログに掲載するのも、「解像度」はとにかく設定できる最高の値がいい!、と思っている人はいませんか?

中には、「あまり高くてもムダだ」と分かっているのに、どの程度にするかを考えるのが面倒なので、高めに設定しているという人もいるかも知れません。

しかし、ムダなだけならまだしも、最適でないとデメリットもあるんです!

今回は、適切な「解像度」についてご説明します。

Album.jpg

まずは「解像度」のおさらい。

「解像度」とは画像の密度のことで、その単位が「dpi(ドット・パー・インチの略)」で、1インチにどれだけ「ドット」があるかを表しています。

前回の記事 『解像度とは?画素とは?dpiとは・・・』はこちら

「300dpi」以上は意味がない?

300dpiは、充分に高画質です。

元々の写真データなどを、そのままの大きさでプリントアウトや印刷するのであれば、スキャンする「解像度」は300dpiが適切だと言えます。

それ以上に「解像度」を高めても、人間の眼でその差を認識することは、残念ながら無理なんです。

デメリットもあります。

必要以上に高い「解像度」で写真をスキャン、あるいはプリントアウトしようとすれば、それだけ時間がかかってしまいます。

解像度を2倍にすれば、縦×横それぞれ2倍細かく読み込むことになり、データの大きさは(2×2=で)4倍にもなってしまいます。

「解像度」を高くすればするほど、大きなデータになりますので、ハードディスクやメディアに保存できる点数が減りますし、メールに添付して送れば、受信側へ負荷をかけたり、受信拒否されたりする場合もあります。

では大きく印刷する場合は?

ただ、「元の画像(写真)よりも大きく印刷する場合」には、別の話なんです。

例えば、ハガキをA4サイズで印刷やプリントアウトしたい場合を考えてみましょう。ハガキは、ほぼA6サイズですので、A4を縦横それぞれ半分にした大きさ。

先ほど書いたように、「仕上がりは300dpiが最適」ですから、ハガキをスキャンしてA4用紙に拡大印刷するためには、解像度を上げて、600dpiが適切ということになります。

よく、「大きな写真だから高解像度で取り込んでほしい」、とご注文されるお客様がいらっしゃるのですが、それはむしろ逆で、「小さな写真ほど解像度を上げるべき」なんです。(大きな写真をもっと拡大してポスターサイズに印刷したい、という場合は別です)

◆プリント写真スキャンの解像度と最適な印刷用紙の関係
resolution_print.png基本的に、「そのままの大きさで印刷する予定なら300dpiでスキャン。拡大印刷する予定ならその拡大分だけ解像度を高くしておく」、と覚えておくと良いでしょう。

写真を印刷する予定が無く、テレビやパソコンなどの液晶画面で見たり、ブログやホームページなどに掲載できれば充分という場合は、もっと低い「解像度」でも良いのです。

そもそも、パソコン画面の「解像度(表現できる画質)」は70~90dpi程度ですので、それ以上であれば問題はありません。

当店の写真スキャンサービスでは、「300dpi」を標準として、ご希望に応じて高解像度の「600dpi」での写真スキャンも承っております。

標準解像度である「300dpi」の作業は、1枚あたり 38円(税込41.8円)(プリント写真の場合)ですが、
「600dpi」は、1枚あたり 76円(税込83.6円) (標準の2.0倍額) にて作業いたします。
(別途、基本料金、返却送料、消費税がかかります。)

詳しくは、料金一覧ページをご覧ください。

最適な解像度で、たくさんの思い出を効率よく保存していきましょう!!

次回は、写真「フィルム」をスキャンする場合には、どのくらいの「解像度」が必要なのか?を解説します。

⇒【次回】写真のフィルムって小さいけど、スキャンする時はどのくらいの「解像度」が必要なの?

スマイル・シェアリングでは、時間のない皆さんのために専門家が写真のスキャンを代行しています。ただいま、「無料おためしキャンペーン」やってます!
⇒詳しくはこちらをご覧ください。

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】


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解像度とは?画素とは?dpiとは?
知ってるようで知らない写真のこと、解説します!

掲載日:2024年6月14日

「画素数」だって、「dpi」だって、何となく、数字が大きければ大きいほど高画質とか高性能とかを表していて、いいことなんじゃないかって思っていませんか?

camera.jpgデジカメやテレビ、PCやプリンターなどを購入する場合にも、これらの言葉を漠然と聞き流している人も多いのではないでしょうか。

今回は、「解像度」「画素」「dpi」など、それぞれの意味をご説明します!

「画素」と「ピクセル」は同じもの!

コンピューターなどで画像を表現する場合の一番小さな要素を「画素」といいます。この「画素」1つ1つが、色や明るさなどの情報を持っています。1つずつの形は正方形や長方形です。それら「画素」がたくさん集まって、絵や写真などを表現するのです。

「ピクセル」は「画素」と同じもの。
「画素」「ピクセル」は、要素であると同時に、単位でもあります。
1万画素=1万ピクセルは、「画素」が1万個並んでいるという意味。

縦300ピクセル×横400ピクセルで、全体で120,000ピクセルという言い方もします。
ただし習慣としては、縦300画素×横400画素という言い方は、あまり使いません。

また、「ピクセル」と似た意味の言葉で「ドット」というものもあります。

「ドット」はモニターやプリンターが表現できる、または出力できる点のことです。
「ピクセル」は情報としての点ですので、ハードとソフトの違い、と考えると理解しやすいのではないでしょうか。

「解像度」の単位が「dpi」!

では「解像度」とは何でしょうか?

「解像度」とは、画像の密度のことです。

その単位が「dpi」。「dpi」は「dots per inch(ドット・パー・インチ)」の略で、
1インチにどれだけ「ドット」が含まれているかを表しています。

「解像度」と「dpi」の関係は、「速度」と「km/h」の関係と同じようなもの。

「解像度」が高いということは、同じ面積でも、「ドット」の数が多いという意味で、
それだけ細かな部分まで表現された、なめらかな画像だということになります。

【解像度(dpi/dots per inch[ドット・パー・インチ])の一例】
10dpi.jpg20dpi.jpg

なお、「ドット」ではなく「ピクセル」を使った「ppi(ピクセル・パー・インチ)」という単位もあります。

「dpi」と「ppi」との違いは、そのまま「ドット」と「ピクセル」の違い。
先ほど書いたので、もうごお分かりですね?そう、ハードとソフトの違いです!
ただし、この「ppi」という単位、一般ではあまり使用されていないようです。

そして次回は、「画素」や「解像度」は、高ければ高いほど良いわけじゃない!ということを、ご説明します。

⇒【次回】写真デジタル化の「解像度」は高い方がいいに決まってる?答えはNO!用途によって必ず最適があるんです!

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「お客様の声」をアップしました!

掲載日:2022年3月11日

皆様お元気でしょうか?

今日は2022年3月11日です。
東日本大震災から11年が経ちました。

思えば、当店は2011年1月に創業し、開業から間もなくして東日本大震災が発生しました。

発生してまもなく、当店に泥に塗れた写真やアルバムが多数届き、「なんとかこれ以上劣化しない形で残したい」と作業のご依頼をいただいたことを思い出します。

それ以来、『思い出の防災対策』を皆さんに意識していただけるように、PRしてきました。

今日、あらためて当時のことを思い出し、心を新たにしています。

本日、「お客様の声」をアップしました。これからも、昔の写真のデジタル化を通して、皆様の「スマイル」が共有できるよう、精進してまいります!

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

おかげさまで創業5周年!
これからも皆様とスマイルをシェアできますように。

掲載日:2016年1月11日

おかげさまで本日、スマイル・シェアリング株式会社は創業5周年の日を迎えることができました。

これもひとえに、当社の事業に共感していただいた皆様の温かいご支援によるものと、厚く御礼申し上げます。

感謝、感謝、感謝です!
5thaniversary.jpg思えば5年前、デジタルフォトフレームに昔の子どもの写真をスキャンして入れるのが大変なことから、 それを代行するためのサービスを思いついたのが創業のきっかけでした。

開業からしばらくして、東日本大震災が発生。海水や泥で濡れたたくさんのアルバムを洗浄しながらデジタル保存する作業をさせていただきました。(当時をご紹介いただいた毎日新聞などの新聞記事

「思い出を大切にしたい」という皆様の気持ちを目の当たりにして、「何が何でもこの事業をやり抜くぞ」、という気概が強く湧き上がった出来事でした。

それからあっという間に年月が過ぎ、日々ご利用いただいたお客様の激励やご意見を生かしながら、『写真のデジタルデータ化』という範疇を超えて、

ビデオテープのDVDダビングサービス』や、
フォトブック制作ソフト(自宅deフォトブック工房Plus)』の提供など、

様々な思い出保存に関するサービスを増やしつつ、毎年少しずつではありますが、着実に売り上げを伸ばすことができました。

これは、お預かりした写真の「紛失」「取り違え・混入」「誤配」といったことが開業以来一切無く、ずっと事故0件を継続できていることも信頼につながっている、と自負しています。

昨年末には、整理収納アドバイザーの皆様の推薦により、「シンプルスタイル大賞」を受賞することもできました。

ここまでの発展ができましたことに、心より感謝しております。

『思い出を無くしたくない』
『思い出をいつでも見たい』
『思い出をみんなと共有したい』

そんな皆様の思いに、これからもずっと応えられるよう、より一層精進して参ります。

お客様の笑顔は、私たちを笑顔にしてくれます。
皆様への感謝を胸に、まさに「スマイル・シェアリング」の精神で、邁進いたします。

「10周年」へと心新たにまた一歩を踏み出すスマイル・シェアリング株式会社を、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

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「シンプルスタイル大賞2015」特別賞を受賞しました!

掲載日:2015年11月25日

このたび、当社は「シンプルスタイル大賞2015」の「サービス・空間部門」において「特別賞」を受賞いたしました!

みなさまにご報告するとともに、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございます。

この賞のことを少しご説明します。

「シンプルスタイル大賞」は、昨年はじまりました。「整理収納アドバイザー」という資格を持ったその道のスペシャリストたちが、整理という観点から、スマートに生きることをサポートしているモノやサービス、コンテンツなどを選ぶものだそうです。

主催は、特定非営利活動法人・一般社団法人「ハウスキーピング協会」です。家事の社会的価値向上を目的とした活動を行っていて、「整理収納アドバイザー」などの検定を実施、資格を認定しています。この「シンプルスタイル大賞」の実施も、その活動の一環とのことです。

housekeeping.jpg
ありがたいことに、推薦していただきました!

「シンプルスタイル大賞」のエントリーは、企業が自薦することもできるのですが、今回は、「整理収納アドバイザー」でもある当社のお客さまが推薦していただいたものでした。

最初に知ったのが大賞事務局からの郵便でしたので、本当にびっくりしました。

当社が行っている「写真のデジタル化」というサービスを理解し、利用していただいただけでなく、内容や品質に満足して、それを広く知らせようと考えていただいたことに、感謝です。

写真は、思い出そのものですから、整理のスペシャリストの目から見ても『家での整理しずらいモノ』ナンバーワンだそうです。それらをデジタル化することで、物理的なスペースを縮小できるのはもちろん、かえって家族や仲間とシェアしやすくなる、という点を評価しての推薦だそうで、まさに当社が日頃から提唱している考え方と合致していると思います。

書類で行う一次審査を経て、11/22(日)に「整理収納フェスティバル2015」の会場で最終審査があり「シンプルスタイル大賞」の各賞が発表されました。

当社は「特別賞」を受賞。「整理収納アドバイザー」の評価、投票の結果ですので、その重みを感じているところです。

この賞をきっかけに
多くのことを伝えていきたい!

商売をしている立場としては、当社の認知が向上し、これまで以上にみなさまに利用してもえるようになることを望んでいます。しかし、当社だけが儲かるとか、競合の中から当社を選んでもらうということではないと考えています。

成熟した業界、定着したサービスであれば、もちろん競合との争いは避けられないでしょう。業界全体を大きくするとか、同業他社と協力してとか、そういうことを考える余裕があるのは一握りのリーディングカンパニーだけだと思います。

一方、写真のデジタル化というサービスを、改めて見つめると、ご存知の通り、定着どころか、ほとんどの人に知られていないのが現状です。綺麗事ではなく、まずは、当社のことというよりも、写真のデジタル化というサービスを多くの人たちに認識していただきたいと思っています。

「シンプルスタイル大賞」の受賞をきっかけに、「そうか、写真をデジタル化すればいいんだ」とか「写真のデジタル化サービスをしている会社があるのか」と知っていただきたいのです。

この賞は、整理収納という切り口でモノやサービス、コンテンツを取り上げています。

整理と言えば、昔から「物理的なモノを物理的に移動する、見えなくする」と考えられてきました。

いま、「デジタルに変えて保管する」という発想への転換が求められているように感じています。その点が、この賞の掲げている、「スマートに生きることをサポートする」ことになるのでしょう。

このような賞を受賞できたということは、「思い出の整理収納」「思い出のバックアップ保管」「思い出アーカイブ」といった言葉が、もっと世間に認知されるような時代になりつつあるということではないでしょうか。

これからは整理収納のひとつの手段として、そしていずれはスタンダードな方法として、大勢の人々が利用するようになっていくのではないかと(期待を込めて)考えています。

せっかく大きな賞を受賞することができましたので、この「写真のデジタル化」というサービスを広くみささまに伝える役割を、当社が率先して担っていきたいと、決意を新たにしました。

どうぞ、今後ともよろしくお願いします。

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

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断捨離したい方へ!思い出の写真アルバムの置き場所に困ったら、当店にご相談ください!

掲載日:2015年7月26日

「断捨離(だんしゃり)」という言葉は知っていても、なかなか実行に移せる人は少ないのではないでしょうか?

とくに、思い出の詰まった、同じものが二つとない「撮りためた昔の写真・アルバム」などは、ほとんどの人が処分に躊躇すると思います。

それは決まって、結婚や引っ越し、リフォームや大掃除、模様替えなどのタイミングで頭をもたげます。

「さあ!片付けるぞ~!」と気合を入れて押入れを開けると出てくる出てくる、分厚い台紙に貼られたずっしりと重い、昔ながらのアルバム。

アルバムを少し開くと最後、懐かしさや思い出にふけってしまい、片付けの手が止まり、作業がなかなか進まない。。。「断捨離あるある」ですよね。

「このアルバムの置いてあるスペースに、ほかのものを入れられたら、もっとお部屋が片付くのになぁ・・・」

「思い出のせいで断捨離が進まない!」

そんな思いをしている皆さまは、ぜひ当店スマイル・シェアリングの写真デジタル化サービスを思い出してください。

話は変わりますが、衣服の「宅配クリーニング店の保管サービス」をご存知ですか?

例えば、冬の終わりにコートを出すと、クリーニングをして次に着る季節までそのまま預かってくれるシステムです。

衣類が入りきらずにあふれていたクローゼットも、このサービスを使えばスッキリしますよね。外部にもう一つクローゼットを持った感覚です。

こんな衣類の保管サービスと同じように、当店の写真デジタル化サービスも使ってください。

引っ越しやリフォームでアルバムを引っ張り出すタイミングに合わせて、アルバムをまとめて当店までお送りください。

Albums.jpg
引っ越しやリフォームが完了するまでお写真を預かりし、その間、お写真のデジタルデータ化作業を進めます。

そして引っ越し完了など、ご希望のタイミングに合わせて写真データをお送りします。

画像データを気に入っていただき、原版が不要となれば、アルバムは当店で無償で処分することもできます。

⇒店長ブログ『写真の処分方法はどうなってるの?現場に立ち会いました!』

これで、アルバムの中身は保ちつつ、押入れのスペースを一気に解消することができますよね!

もしお支払いについて、「アルバムが大量すぎて、一括では支払えない。」という状況でしたら、すべてお預かりした上で、例えば「毎月3万円分ずつ」などとご指示いただければ、その分だけ作業を進めて行き、毎月ご精算、といったことも可能です。

当店の料金一覧はこちらです。

思い出の詰まった何キロもする重たいアルバムの数々が、たった数センチのDVDに置き換わります。

お盆の帰省シーズンも目前です。思い出の品を単純に処分するのは、なんだか気が引けるなぁ。。。と思っている皆さん!当店になんでもご相談ください!

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フィルムの現像に時間をかけたあの頃・・・、
これからは「フォトブック」に現像しましょう!

掲載日:2015年6月20日

この10~15年くらいの間に、「写真」を取り巻く環境は劇的に変わりました。

写真がフィルムに記録されていたころ、現像してプリントしなければ、撮った内容を確認することができませんでした。

プリントされたスナップ写真は、お店でもらったポケットアルバムに収め、仲間で回覧して、欲しい写真があれば該当番号のところに名前を書いて、焼き増しをお願いしていました。1枚30円ほどで精算していましたよね。

先回りする人は、写っている人数分だけ焼き増しをして配布。写真をもらった人は、費用を払うべきか、ありがたくもらっておくべきかで悩みました。

それから「焼き増し」という言葉。「焼き回し」と言う人もいました。焼いて仲間に回すんだから、間違ってなくもないような。。。ぜんぶ、「昔の写真あるある」ですね。

当店に届く昔の写真にも、名前がたくさん書かれたポケットアルバムや、「〇〇さん/10枚×30円=300円」などと書かれた封筒や、焼き増ししたにもかかわらず渡せなかったのであろう人数分の同じカットの写真が届きます。

しかしデジタルカメラ時代の今や、撮った写真は瞬時に仲間と共有できるようになりました。1枚いくら、と考える必要さえなくなりました。

「写真を撮ってみんなと楽しむ」という行為が格段に簡単になりましたが、逆に、一枚一枚の写真の価値はどんどん薄まっているように感じます。

それはそれで、フィルム残量を気にせずシャッターを押せるから、自然に撮影のスキルも上がり、写真を楽しめる人が増えていることは間違いありません。もうアナログには戻れないでしょう。

気に入った写真はどうしていますか?

そんな中、デジカメで撮った「珠玉のお気に入り写真」はどうしていますか?
デジタルデータのまま、スマホやタブレットで見ているだけではないですか?

ぜひ「フォトブック」や「写真プリント」などで残しましょう。

かねてから、当店では『写真のハイブリッド保存』を推奨しています。

昔のプリント写真はデジタルデータに、現在のデジタル写真はプリントに変換しておくことで、デジタルとアナログ(プリント)のお互いのメリットを享受しつつ、消失や災害に対するリスクも減らそう、という考え方です。

⇒以前の記事/デジカメの写真もプリントの写真も、放っておいたらダメ!”ハイブリッド保存”にすべき5つの理由!

当店では、お客様自身で自宅に居ながらにしてフォトブックが制作できる『自宅deフォトブック工房Plus』というソフトウェアをご提供しています。

jitakudephotobook.png

自宅deフォトブック工房Plusのフォトブック作成画面イメージ

ご自身のパソコンにダウンロードすれば、本当に簡単にフォトブックを作成できます。

文字の書き込みも自由で、ページ数を自由に追加できたり、写真の自動流し込み機能も便利です。完成したフォトブックは、ソーシャルネットワークを通じて仲間と共有もできます。

フォトブック作りが大好きなある知人は、
「昔は写真を撮ったら、必ず現像にお金を払わなければならなかった。だからフォトブック作りも、撮った写真を現像する感覚だよ。」と言います。

「現像」感覚でフォトブックを楽しめるようになれば、自然と「ハイブリッド保存」が進んでいきますよね。

当店では、これからも皆さまの「写真のハイブリッド保存」活動をバックアップしてまいります!

⇒「自宅deフォトブック工房Plus」のダウンロードはこちらからどうぞ

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

 

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お預かりする写真やフィルムは「大切な思い出」。
その「大切な思い出」を丁寧に取り扱うことは、
写真をデジタル化する仕事の最低限の条件です!

掲載日:2015年6月15日

当店では、お預かりするネガ・ポジフィルムやプリント写真を、お客さまの「大切な思い出」であると考えています。

目の届く範囲内で責任をもって保管しながら、写真一枚一枚をきちんとスキャンしていく。その作業を『当たり前』であるとすることが、掛け替えのない品物を扱う者としての誇りでもあるのです。

なかには人件費の安い国に自社の拠点を設けている会社もあります。東南アジアへ写真やフィルムをコンテナ単位で船舶輸送して、現地のスタッフに作業させるそうです。

もちろん、お客さまにとっても安い料金で写真をデジタル化できるというメリットはあります。しかし、本当にそんな方法をとってまで、安い料金を選択することが正しいと言えるのでしょうか。

温度や湿度の管理は万全かもしれません。けれども長い船の輸送では何があるか分かりません。空調機械の故障のリスクもあります。天候の悪化による衝撃や破損、喪失の恐れも無視するわけにはいかないでしょう。国内で別業者へ持って行くよりも遥かに危険かも知れません。

半年以上もかかって、元の写真たちは果たして無事に帰ってくるでしょうか……。

いくら自社で教育しても、日本で生まれ育った人とは違う!

東日本大震災の時、被災者のマナーの良さに、世界中の人々が驚嘆したというニュースは皆さまご存知でしょう。

また、スポーツの世界大会でも、ゴミを片付けるなど日本の応援団の振る舞いが、海外の人たちから称賛されるということもありました。

さらには、最近増加しているアジアからの観光客たちが、日本の清潔さや丁寧さ、心遣いなどに感激したという話題も見聞きします。

そして、日本国内の宅配会社のサービスは、配達時間のこまかな指定や、即座に対応してくれる再配達など、他国にはないきめ細やかなサービスを誇ります。

誤解のないように言っておきますが、別に、日本人が優等な国民だと言っているわけではありません。

前回の東京オリンピックの際には、外国から来た人たちに恥ずかしくないようにと、道路のゴミや糞尿などが問題視されたそうです。

たまたま現在の日本の習慣が、ほかの国と比較して清潔で丁寧になっているというだけかも知れません。

しかし、わざわざマニュアルにしなくても、そういう日本で生まれ育った人たちの一定レベル以上で発揮される丁寧さや心遣いは信用できるものですし、お客さまも無意識にそのレベルを当然のものとして要求しています。

こういう「習慣」となっていることは、マニュアルと教育で身に着けられるでしょうか?

もちろん、長い時間を費やせば可能でしょう。

しかし、それだけ長時間をかけて教育をしてから実作業に投入する、というのでは、人件費を安くすることは恐らくできないはずです。

安い人件費で使うという見識について

同じ商品ならば、安く買えた方がいいと思うのが普通でしょう。日本国内でも、価格競争などがあり、可能な限り安く商品を販売することで顧客数を確保しようとします。

『フェアトレード』という言葉をご存知でしょうか。

開発途上国で生産されたものを輸入する場合にも、その品物の価値を正当に評価し、適正価格で取り引きしよう、という考え方だそうです。

不公正な取引は、それらの国の貧困をさらに深刻化すると考えられています。

適正価格で継続的に購入することによって、立場の弱い人々の生活などは改善できるはずなのです。

日本の企業が、アジア各国で現地の人件費の安い労働力を使おうとするのは、このフェアトレードの精神に反するものではないでしょうか。

個人的なプリント写真やネガ・ポジフィルムのような「大切な思い出」であれば、さまざまな意味で、たとえ当店でなくても、丁寧に取り扱う専門業者と日本国内の宅配網に依頼されることをおすすめします。

【思い出アーキビスト® スマイル・シェアリング店長/樋口智久】

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