解像度とは?画素とは?dpiとは?
知ってるようで知らない写真のこと、解説します!

「画素数」だって、「dpi」だって、何となく、数字が大きければ大きいほど高画質とか高性能とかを表していて、いいことなんじゃないかって思っていませんか?

camera.jpgデジカメやテレビ、PCやプリンターなどを購入する場合にも、これらの言葉を漠然と聞き流している人も多いのではないでしょうか。

今回は、「解像度」「画素」「dpi」など、それぞれの意味をご説明します!

「画素」と「ピクセル」は同じもの!

コンピューターなどで画像を表現する場合の一番小さな要素を「画素」といいます。この「画素」1つ1つが、色や明るさなどの情報を持っています。1つずつの形は正方形や長方形です。それら「画素」がたくさん集まって、絵や写真などを表現するのです。

「ピクセル」は「画素」と同じもの。
「画素」「ピクセル」は、要素であると同時に、単位でもあります。
1万画素=1万ピクセルは、「画素」が1万個並んでいるという意味。

縦300ピクセル×横400ピクセルで、全体で120,000ピクセルという言い方もします。
ただし習慣としては、縦300画素×横400画素という言い方は、あまり使いません。

また、「ピクセル」と似た意味の言葉で「ドット」というものもあります。

「ドット」はモニターやプリンターが表現できる、または出力できる点のことです。
「ピクセル」は情報としての点ですので、ハードとソフトの違い、と考えると理解しやすいのではないでしょうか。

「解像度」の単位が「dpi」!

では「解像度」とは何でしょうか?

「解像度」とは、画像の密度のことです。

その単位が「dpi」。「dpi」は「dots per inch(ドット・パー・インチ)」の略で、
1インチにどれだけ「ドット」が含まれているかを表しています。

「解像度」と「dpi」の関係は、「速度」と「km/h」の関係と同じようなもの。

「解像度」が高いということは、同じ面積でも、「ドット」の数が多いという意味で、
それだけ細かな部分まで表現された、なめらかな画像だということになります。

【解像度(dpi/dots per inch[ドット・パー・インチ])の一例】
10dpi.jpg20dpi.jpg

なお、「ドット」ではなく「ピクセル」を使った「ppi(ピクセル・パー・インチ)」という単位もあります。

「dpi」と「ppi」との違いは、そのまま「ドット」と「ピクセル」の違い。
先ほど書いたので、もうごお分かりですね?そう、ハードとソフトの違いです!
ただし、この「ppi」という単位、一般ではあまり使用されていないようです。

そして次回は、「画素」や「解像度」は、高ければ高いほど良いわけじゃない!ということを、ご説明します。

⇒【次回】写真デジタル化の「解像度」は高い方がいいに決まってる?答えはNO!用途によって必ず最適があるんです!

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掲載日:2014年11月15日
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